【Premiere Pro】コピペ、複製の豆知識、テクニックまとめ【作業効率化】
こんにちは、オオバサシです。みなさん、Premiere Proでコピペや複製を上手く使えていますか?
基本的なことのようで意外に思うように使えないことありますよね。
コピペ、複製を使いこなせば作業効率アップ間違いなし!
今回は、コピペ、複製に関する豆知識、テクニックについて紹介します。
きっと一つは知らないことがあるはず。
この記事を読むと…
・コピペ、複製に関するテクニック豆知識がわかる
・コピペ、複製を使いこなせるようになる
・動画編集の作業効率アップ!
目次
1. タイムラインのクリップのコピペ、複製に関するテクニック、豆知識
まずは、基本的なクリップのコピペ、複製に関することを紹介します。1-1,クリップのコピペ、複製をする方法
クリップのコピペ、複製する方法はいくつかあります。
・基本的なコピペ
基本的なコピー&ペーストはCTRL+CとCTRL+Vでできます。 (Command+C&Command+V)
クリップを右クリックしてメニューを出して「コピー」を選ぶという方法も一応ありますが、
ショートカットを使用した方が時間短縮になります。
ショートカットを使う方法に慣れておきましょう。
・インサートペースト
インサートペーストはShift+Control+Vで使えます。 (Shift+Command+V)
インサートペーストはクリップとクリップの間に入れたい動画や画像などのクリップがある時に効果的です。
この機能を知らなくて、わざわざクリップをどかしてからコピペしてクリップを戻してました。
・移動複製
クリップを選択した状態でALT(Option)を押しながらドラッグ&ドロップすると、
クリップを移動しながら複製できます。
近い位置にクリップをコピペしたい時に効果的です。
1-2,クリップのコピペ、複製に関する豆知識
・コピペされるレイヤーについて
Premiere Proのレイヤーは映像はV1,V2,V3・・・、音声はA1,A2,A3・・・
といった感じになっているわけですが、
コピペしたクリップが思っていたレイヤーにペーストされないことってありませんか?
コピペされる時のレイヤーは、
タイムラインパネルの左側にあるV1、V2の青いチェックがついているレイヤーのうち、
一番数字が低いレイヤーにペーストされます。
青いチェックが一つも入っていないとV1になります。
音声クリップについても同様です。
コピペする時はタイムラインパネルの青チェックに注意しましょう。
・テキストクリップのコピペ、複製の注意点
テロップ作成の時に使うテキストクリップですが、
レガシータイトルとエッセンシャルグラフィックスのどちらで作成したクリップかでコピペ、
複製した時に反応が違ってきます。
特にレガシータイトルのコピペ、複製に関しては注意が必要です。
レガシータイトルでCTRL(Command)+C&CTRL(Command)+Vでコピペをした時は、
テキストの変更がコピーした全てのクリップに連動して反映されてしまいます。
これだと同じテロップデザインをテキストだけ変更して使いたい時に不便ですよね。
というわけで、レガシータイトルの複製をしたい時は、
ALT(Option) を押しながらドラッグ&ドロップの移動複製を使います。
移動複製ならテキストの変更がそれぞれのクリップで独立して反映されます。
とはいえ、レガシータイトルは廃止予定で使い勝手もエッセンシャルグラフィックスの方がいいです。
レガシータイトルを使っている方は早めにエッセンシャルグラフィックスに移行しましょう。
2022年10月にレガシータイトルは引退となりました。詳しくは以下の記事から!
・ネスト(シーケンス)クリップのコピペ、複製の注意点
テキストクリップの時と同様にネスト(シーケンス)クリップのコピペ、複製に関しても注意が必要です。
クリップをコピペや複製をした後にシーケンスの中身を編集した場合、
全てのクリップに対して変更が反映されます。
これに関してはCTRL(Command)+C&CTRL(Command)+Vでも移動複製でも同じです。
では中身の変更が連動して反映されない様にしたい場合にどうすればいいのかというと、
プロジェクトパネルで複製すればOKです。
プロジェクトパネルでネスト(シーケンス)クリップを選択して、
右クリックしてメニューから「複製」で複製をしたクリップをタイムラインに、
ドラッグ&ドロップして使えばそれぞれ独立したクリップとして使用できます。
では、次ページで、エフェクト、キーフレームのコピペについて解説します。
1 2