【YouTube】再生単価が上がりやすいミッドロール広告の挿入タイミングとは?

【YouTube】再生単価が上がりやすいミッドロール広告の挿入タイミングとは?

YouTubeで、再生数も登録者数も順調なのに、広告収入がいまいち伸びないとお悩みの方はいらっしゃいますでしょうか?
今回は、そんな方に向けてミッドロール広告のタイミングを考えて、再生単価を伸ばせるような施策を考えていきたいと思います。

YouTubeの収益化条件と広告の種類については以下の記事をご参考ください。



1. ミッドロール広告の概要

ミッドロール広告とは、インストリーム広告の一種で、動画の途中に挿入される動画広告のことです。
8分以上の長さの動画で流すことができます。

YouTubeヘルプ|長い動画のミッドロール挿入点を管理する

動画本編からそのまま広告になるという、いわゆるテレビCMと同じような手法ですね。

みなさんテレビCMには慣れているので、嫌悪感を持ちにくいと言われています。

実際のYouTube上では、



上記のようにシークバー上の黄色い点の部分で広告が再生されます。

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2. ミッドロール広告を流す数とタイミング

ミッドロール広告を流す数


チャンネルの規模やジャンルによって一概には言えないのですが、

現状収益が伸び悩んでいる方は、

10~15分程度につき、1~2回程度

くらいの設定にしているかとおもいます。

しかし、再生単価をあげるという目的から考えると、

10分~15分につき、4~5個+動画の前後に広告を挿入

このくらいの数で一度運用してみると、効果が上がる可能性はあります。
一度試してはいかがでしょうか。

ミッドロール広告を流すタイミング


こちらも動画のジャンルによって一概に言えないのですが、タイミングとしていくつかご提案いたします。

・等間隔に設置
無難な方法です。
特に何も考えずに設置するので、作業が楽です。

・話題の切り替わり地点に設置
内容の合間になるので、視聴の邪魔にならないような配置方法です。

・内容の一番の目玉シーン直前に設置
テレビバラエティと同じような演出にしたい場合の手法です。

・なるべく前半に多めに入れる
再生単価をあげるという点に関して言えばこれが一番高くなる傾向にあります。
後半につれ視聴維持率が下がってくるので、前半を多めにすることにより、広告試聴のチャンスが多くなります。

ただし、前半で離脱する人が増えてしまい視聴維持率が下がってしまうというデメリットもあるため、
効果測定をしっかりとしていきましょう。

このように、色々な方法を試してみていきましょう。

また、ミッドロール広告は、導入することによって 多少は試聴数が減る傾向にあります。

やはり、広告が増えると嫌悪感を感じるユーザーも増えてしまいます。

ですので、 極端に下がった場合は早急に改善しましょう。
収益と視聴回数のバランスを毎日チェックして適切な運用を心がけていきましょう。

3. ミッドロール広告を入れるべきかどうか

うまく利用すれば、増収が見込めるミッドロール広告ですが、
そもそもミッドロール広告を入れるべきかどうかというのはチャンネルの規模によって判断が難しくなってきます。

例えば、収益化条件ギリギリの登録者数1,000人の場合は、仮に広告を入れたとしても、
収益はほとんど見込めません。

さらにその状態で前述した、
・10分~15分程度動画につき、4~5個+動画の前後に広告を挿入
や、
・なるべく前半に広告を多めに入れる

のような施策をした場合、
広告の多さが 視聴者の離脱要因になりえます。

ですので、 まずはしっかりと視聴者を囲い、チャンネル登録者数を伸ばすという方向で検討したほうが良い場合もありますので、 そこはしっかりと見極めていく必要があります。


ジャンルによっては導入が難しい場合もありますが、ミッドロール広告は増収においてかなり有効ですので、
もう少しで8分になる動画OPやEDなど追加8分以上にしてミッドロール広告をつけても良いかもしれませんね。
(無理矢理な伸ばし方はユーザーの離脱要因になるので避けましょう。
テロップロールの速度を無理矢理遅くする等)

広告の嫌悪感に負けないよう、魅力的コンテンツを作成し、
ミッドロール広告を上手に利用して、上手に月々のおこづかいを使いましょう。

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