【Adobe Premiere Pro】動画のトリミングの方法
こんにちは、オオバサシです。
動画編集をしていて「撮影した映像の一部分だけ使いたい」とか、
「この部分だけ切り抜いて使いたい」という時ありますよね。
今回は、Premiere Proを使った動画のトリミングの方法を紹介します。
この記事を読むと
・クロップを使ったトリミングで動画を映画っぽい雰囲気にできる
・ゲーム実況や解説動画のワイプ映像が作れるようになる
目次
1. Premiere Proの動画のトリミングは大きく分けて2種類ある
Premiere Proでのトリミングの方法というのは、大きく分けると2種類あります。
一つは動画の長さを調整するトリミングで、
もう一つは
映像の大きさを調整したり、切り抜きをしたりするトリミングです。
Premiere Proのソフトでは動画の長さを調整することをトリミングと表現していて、
画像編集では一般的に画像の切り抜きや要らない部分を削除することをトリミングと表現します。
ややこしいですが、混同しないように注意しましょう。
動画の長さを調整するトリミングと、映像の大きさを調整したり切り抜きをしたりするトリミングの2つの意味がある
Adobe:クリップのトリミング
この記事では、先に動画の長さを調整するトリミングの方法を紹介して、次に映像の一部を切り抜くトリミングの方法を紹介していきます。
2. 映像の長さを調整するトリミングの方法(タイムライン上)
映像の長さを調整するトリミングの方法は主に4種類あります。
全部を覚える必要はありませんが、自分のしたい動画編集に合った方法を選びましょう。
2-1、選択ツールを使ったトリミングの方法
選択ツールを使ってクリップの端にカーソルを合わせて、アイコンが変わったタイミングでドラッグするとクリップの長さを調整できます。
隣にあるクリップにぶつかると「トリミングがブロックされました」という表示が出て動かせなくなってしまうので、クリップを移動するか他のツールを使いましょう。
2-2、リップルツールを使ったトリミングの方法
リップルツールも選択ツールと同じく、クリップの端にカーソルを合わせてドラッグすることでクリップの長さを調整できます。
選択ツールとの違いはリップルツールを使って長さを調整した分、後ろのクリップが自動で移動する点です。
選択ツールを使うとギャップという映像がない部分ができてしまい、ギャップを削除する手間ができるのでリップルの方が効率が良い面があります。
2-3、ローリングツールを使ったトリミングの方法
ローリングツールを使ったトリミングは、クリップの長さを調整した分だけ隣り合ったクリップの長さが調整されます。
テロップの表示タイミングを調整したい時によく使います。
2-4、ショートカットキーを使ったトリミングの方法
初期設定では
「前の編集点を再生ヘッドまでリップルトリミング」がQに、
「次の編集点を再生ヘッドまでリップルトリミング」がWに設定されています。
この2つのコマンドは映像クリップの長さの調整ではよく使うので、覚えておくと便利です。
ショートカットキーを使うことは動画編集を効率よく行う上でとても重要なので押さえておきましょう。
ショートカットキーについては、下記の記事で説明していますのでご参照ください。
カット編集を効率よく、早く終わらせたいという方にはこちらの記事もオススメです。