【2021年6月〜】YouTubeの全動画に広告がつく!?規約変更まとめ
こんにちは。ヨシイナリです。

YouTubeの全動画に広告がつく!?

とも取れる利用規約の変更が行われました。

すでに米国では2020年11月18日に適用済みで、
日本も含めた米国以外の国では2021年6月(明日ですね!笑)から適用となります。

もうご存知の方もいらっしゃると思いますが、まだご存知ない方もいらっしゃるかと思います。

YouTuberの方や、YouTuberを目指している方にも影響がありそうな内容になっていますので、
解説していきたいと思います。

YouTube利用規約 主に3点の変更がありましたので、一つずつ見ていきましょう。


1. 顔認識の制限

こちらは今まで、
「YouTubeから許可なく個人を特定できるような個人情報を収集してはいけませんよ」
というものに、
「YouTubeから許可なく個人を特定できるような個人情報を収集してはいけませんよ(顔データもね)」
というのが追加された形です。

個人情報の収集は今までも禁止されていましたが、「顔」という部分を明文化したものになっているので、
より明確に個人情報の保護について強固になったと考えて良いかと思います。

2. 収益化に関するYouTubeの権利

こちらが表題の件になります。

変更された利用規約には、
「YouTubeは、YouTube上の動画全てを収益化する権利がありますよ」
という旨の文章が記載されています。

何が言いたいかというと、
「収益化条件達成していないチャンネルの動画にも広告を流すこともありますよ」
という内容になります。

ここで、収益化条件達成していないチャンネルを運営している方は、
「収益化条件達成してないのに広告流れたら広告収入もらえるじゃん!やった!」
と思われるかもしれませんが、実はそうではなく、
収益化条件を達成し、パートナープログラムに参加していない場合にも広告は流れる場合があるが、
広告収入はそのチャンネルに入らないんです。


これによってどのような影響が考えられるかというと、

・ASMR動画などと相性が悪い可能性がある


ASMR動画のような、ヘッドフォンをして音に集中するような動画で、
急に広告が流れたらびっくりしますよね。

具体的にどのように広告が配置されるかはまだ分からないのでなんとも言えないのですが、
動画の途中にも差し込まれることがあったら、ちょっと困ってしまいますよね。

・収益化条件未達成のチャンネルの動画の再生数


収益化条件未達成の動画の強みのうちの一つに、広告が流れないので試聴しやすいという利点があります。
単純にその利点がなくなるので、再生数の伸びが悪くなるかもしれません。

この辺りは実際にどうなっていくかはまだなんとも言えないので、
今後も注視していく必要があるかと思います。

杞憂に終わればそれに越したことはありません。

また、いきなり全部の動画に広告が流れるというわけではなく、
徐々に流れていくようになるということのようです。

収益化条件についてわからない方は以下の記事をご参考ください。


また、動画の広告をより頻繁に見かけるようになる可能性もあります。
広告がどうしても見たくない方はYouTube Premiumへの加入も検討した方が良いかもしれません。
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3. ロイヤリティの支払いと源泉徴収

こちらはすでに収益化条件を達成し、パートナープログラムに参加し収益を得ているチャンネルのお話になります。

簡単にいうと、得た収益から源泉を徴収します。ということです。

YouTube Studioやメールでこのような案内がされています。

居住地を問わず、YouTube で収益化を行っている世界中のすべてのクリエイターに、税務情報をご提出いただく必要があります。できるだけ早急にお送りください。2021 年 5 月 31 日までに税務情報を提出いただけなかった場合、クリエイターの全世界における収益合計の最大 24% が、Google により控除される場合があります。

要は、
「税務情報を提出してください。
提出しないと最大で24%控除します」

という旨が書いてあります。

収益を得ている場合、本来は収益の24%が控除されるんですが、
日本と米国は租税条約というものを結んでいるので、
日本の方であれば税務情報を提出すれば控除されません。
ということのようです。

専用フォームで情報を入力するだけで提出できますので、できるだけ早く提出をしたほうが良いでしょう。

提出期限は2021年5月31日です。

遅れてしまった場合、どういう扱いになるかはわかりかねますが、
まだ提出されていない方は急ぎましょう。


以上の3点が規約変更の内容となります。
今後どのような感じで広告がついていくのかは注視していきましょう。

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