【いまさら聞けない!?】mp4?avi?拡張子って何?
雨に参ってます、カワノタレです。

mp4とかaviとか、ファイル名の後ろに付いている単語について、疑問を持ったことはありますか?
俗に「拡張子」と呼ばれるものになるのですが、

・ExcelとかWordと違って、異なる拡張子でも同じビューアで開く動画に変わりないんだけど?
・拡張子によってファイルサイズが全然違うんだけど?


そんな疑問は、PCに触れたことのある方は必ずどこかで持ったことがあると思います。
今回は、そんないまさら聞けない「拡張子」についてお話ししたいと思います。




1. 拡張子とは?

前述のとおり、mp3とかaviとか、ファイル名の後ろについているアレです。
ファイル名の後にピリオド、その後に3文字程度の英数文字列の構成になっているアレです。
コレは、PCで使用するそれぞれのファイルの種類を識別させるためにあります。
その他にも、写真はjpg、PDFファイルはpdf、Word文書はdoc、音楽ファイルはmp3など、目にすることが多いかと思います。
このピリオド、その後に3文字程度の英数文字列で、ファイルの種類を表しています。
※例えば、gazou.jpgとなっていれば、ファイル名が「gazou」で拡張子が「.jpg」です。


2. 拡張子の種類

ここでは主に動画制作に際しよく触れる拡張子の種類をご紹介いたします。

動画系ファイル

mp4
様々なアプリケーションに対応している種類です。圧縮率にもよりますが高画質で、主流となっています。

avi
主にWindows用の種類です。高品質ですが、他と比較してファイルサイズが大き目になりがちです。

mov
主にMac用の種類です。QuickTime Playerでの再生が推奨されています。

画像系ファイル

jpg
写真・グラデーション系画像に最適な画像ファイルです。

png
イラスト・テキスト系画像に最適な画像ファイルです。透過可能で画質は綺麗ですが、.jpgと比較してやや容量が重い傾向があります。

psd
Adobeのグラフィックソフト「Adobe Photoshop」のファイルです。

ai
Adobeのグラフィックソフト「Adobe Illustrator」のファイルです。

音楽系ファイル

mp3
音楽系で最もよく使用されている種類です。圧縮率(=音質)により変化しますが、データサイズは非圧縮時の10分の1程度まで抑えることができます。

wav
収録した音声などで、非圧縮ファイルのため、CDなどと比較してほぼMAXの音質となります。

aac
最近主流になってきた種類です。データサイズは、こちらもデータサイズは非圧縮時の約10分の1程度まで抑えられますが、互換性がまだまだ課題のようです。

その他ファイル(制作進行とかで)

txt
テキストファイルです。テキストエディタをはじめワードなどの文書編集系のアプリケーションで編集が可能です。

doc
マイクロソフトワードのファイルです。基本的にワードで使用されるためのものですが、キングソフトのWPS Writerなど互換性のあるソフトでも編集可能です。

xls
マイクロソフトエクセルのファイルです。こちらもエクセルで使用されることが主ですが、やはりキングソフトのWPS Spreadsheetsなど互換性のあるソフトも存在します。

他にも様々な拡張子があります。
Microsoftサポート:Windows の一般的なファイル名拡張子

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3. 対応する拡張子ファイルの開き方 (Windowsの場合)

gazou.jpgとなっていれば、ファイル名が「gazou」で拡張子が「.jpg」です。
gazou.jpgを開くと、設定されているアプリケーションが立ち上がります。
対応する拡張子を何のアプリケーションで開くべきかは基本的にはPC側で判断していますが、
右クリックから「プログラムを選んで開く」から、自分で立ち上げるアプリケーションを選んで開くことも可能です。

違う拡張子の種類でも、PC側がその拡張子はそのアプリケーションで開ける!と判断したら開けますし、このアプリケーションで開きたい!というのであれば任意で選択が可能です。

また、たまにダブルクリックをした際に、「このファイルを選ぶ方法を選んでください。」というポップアップが表示出ることがあります。
※コレです↓


これは文字通り、対象の種類のファイルを開けるアプリケーションが存在しないからです。
対象のアプリケーションをインストールした上で、開くようにしましょう。

4. 拡張子の選び方

ファイルを書き出す際に、どの拡張子にすればいいんだろう?と悩んだら、
前述の「拡張子の種類」から判断するとよいでしょう。
しかし、当然ながらここで挙げた以外にも様々な種類の拡張子が存在します。

その場合、判断基準としては、
・用途に即しているか
・対応するアプリケーションがあるか

※例えば.psdは有料アプリケーションのため、他のPCだと開けないかも?とか

といったポイントを押さえて選ぶとよいかと思います。



一度頭に入れてしまえば、
「あ、このファイルは○○用だから、○○で書き出そう!」
という風に、条件反射的に選択が出来るようになりますので、そうなったら勝ちです!



勝ちましょう!!

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