【YouTube】広告ブロック vs 広告ブロック対策!対策の対策はある?
YouTubeは、動画の前や途中で流す広告を大きな収益基盤としています。
とはいえ、視聴者目線では、広告なしで動画を見ることができた方がストレスフリーですよね。
広告が流れないようにするために、アドオン(拡張機能)などを使用し、広告をブロックしている方もいます。
一方、YouTube側も広告が流れてくれないと収益にならないため、
広告ブロック対策を行っています。
本記事ではユーザーによる広告ブロックと、YouTubeによる広告ブロック対策について解説します。
広告ブロックによるデメリットや、広告ブロック対策の対策も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読むと
→広告ブロックをするべきかどうか判断材料となる
目次
1. 広告ブロックとは?YouTubeの広告ブロック対策とは?
広告ブロックとは、動画の視聴前や視聴中に流れる広告動画を、流れないようにすることです。
Google Chromeのアドオン(拡張機能)などを使い、YouTubeで広告を流れないようにして動画を楽しむことができます。
一方、広告ブロック対策とは、YouTubeが広告ブロックを検知し、広告ブロックを解除するよう促す、などの対処のことを言います。
2. 広告ブロック対策をするYouTube側の背景と広告ブロック対策状況
冒頭でもお伝えしたとおり、YouTubeは広告によって収益を得ているため、
広告が多くのユーザーにブロックされると、その分収益性が悪くなってしまいます。
また、広告で得た収益はYouTubeで活動しているクリエイターへの分配金にも影響するため、
十分な収益をクリエイターに与えて優良なコンテンツを提供してもらうためにも、広告を流すことはとても重要です。
さらに広告が流れなくなると、広告を出す企業側から受ける広告メディアとしてのYouTubeの評価も、下がってしまいます。
そんな背景もあり、YouTubeは広告ブロック対策を2023年の5月から大掛かりに行うようになりました。
視聴者が広告ブロックをするとYouTubeがそれを検知し、
「YouTubeでは広告ブロックを許可していない」
「YouTubeをこれからも多くの人が視聴するためには広告が必要」
といった警告文が表示されます。
その上で、YouTubeプレミアムへの加入を促されるのです。
※YouTubeプレミアムとは、さまざまな便利機能が使用可能となる公式の有料サービスで、その中に広告カット機能もついています。
YouTubeプレミアムについて詳しい解説はこちら!
広告ブロック対策を開始してから、広告ブロックの削除件数が大幅に増加したとのデータもあります。
そのため、広告ブロック対策の効果は一定出ていると言ってよいでしょう。
情報元:WIRED|YouTube’s Crackdown Spurs Record Uninstalls of Ad Blockers(英文ページ)
3. 広告ブロックをした場合、視聴者に起こりうるペナルティなどのリスクは?
では、視聴者が広告ブロックを使うとどのようなことが起こるのでしょうか。
広告ブロックをした場合は、警告のポップアップが表示され、
それを3回無視すると、動画の視聴ができなくなります。
いわゆるスリーストライク制度ですね。
また他にも、「タイマー制」といった、一定時間操作ができなくなるペナルティが課せられる場合もあります。
これらを回避するためには、警告文に同意し、広告ブロックをやめる、もしくはYouTubeプレミアムに加入する必要があります。
4. リスクを回避して広告ブロックを使用する方法はある?
どうしても広告を見たくなくて、広告ブロックをしたい方もいるでしょう。
実は広告ブロックは、一度YouTubeに検知されたとしても、
次々と登場する新しい広告ブロックのアドオンやバージョンアップを試みることで、検知を掻い潜ることが出来る可能性があり、
いわゆる「広告ブロック対策対策」をすることができます。
しかし、YouTubeの広告ブロックへの対応が早いため、新たな広告ブロックを使ってもすぐに対処される場合があります。
そのため、広告ブロックと広告ブロック対策はいたちごっこのようになるでしょう。
対策されるたびに新しいアドオンを追加したり、バージョンアップを待ったりなどは、
それだけで結構な手間になってしまうため、結局は広告を見て動画を楽しんだ方が早いかもしれませんね。
そのため、どうしても広告を見たくない方は、YouTubeプレミアムに加入するのが一番手っ取り早いかもしれません。
ちなみに、少し裏技的ですが、
TikTokの投稿者ページに設置してあるYouTubeへのリンクからYouTubeに遷移し動画を再生すると、広告が表示されない!
といった方法があったりもします。
TikTokとYouTube両方に動画を投稿していて、TikTokからYouTubeへ送客しようとしている投稿者、という限定的な条件になりますが、
参考までに手順を解説いたします。
1). 動画投稿者のページへアクセスする。
2). YouTubeに送客しようとしているならこのページにリンクが設置してあるので、リンクへアクセスする。
そのまま動画をみると、広告が表示されません。
しかしながら、限定的な条件かつ手間がかかるので、広告ブロックを辞めるかYouTubeプレミアムに入ることをおすすめします。
5. まとめ
本記事では、広告ブロックやその対策、そしてその対策の対策、についてご紹介しました。
視聴者が広告ブロックをしている間にも、Google側が工夫をして広告ブロック対策をしています。
対策として新しい広告ブロックのアドオンを利用するのも一つの手ですが、
おすすめは、広告ブロックをやめる、またはYouTubeプレミアムに入る、です。
テレビCMと違いそこまで長い広告ではないので、広告ブロックはほどほどに、YouTubeを楽しむ方に労力を向けましょう。
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