4. シーケンスの設定方法

4-1、シーケンスの作成

シーケンスを手動で設定して作る際の手順は

1)メニューバーの「ファイル」→「新規」→「シーケンス」で「新規シーケンス」のウィンドウが立ち上がる
※ショートカットキーのctrt+Nでも出来ます。

シーケンスの作成手順


2)シーケンスのプリセットを選ぶ
3)シーケンス名を決める
4)OKを押す


シーケンスの作成手順2


で新規のシーケンスを作成できます。

4-2、シーケンスのプリセットの選び方

シーケンスのプリセットはあらかじめ決められたカスタム設定のテンプレートです。

シーケンスを作成する際に「使用可能なプリセット」から選ぶわけですが、めちゃめちゃ種類が多い上に言葉が意味不明ですよね。

シーケンスのプリセットの名前の意味は業務用カメラの名称や規格からきていますが、
ほとんど使わないようなものまで入っているので、覚えなくても問題ありません。

「AVCDH」がほとんどの市販のビデオカメラに対応する撮影動画形式で、
基本的には、Digital SLRフォルダ→1080pフォルダ内の、
「ADCDH 1080P 30」を選んでおけば問題なしです。

「Digital SLR」はデジタル一眼レフカメラのことで、「HDV」はビデオカメラで画質を落として撮影された動画の形式です。

4-3、その他のシーケンス設定

プリセットで決められた設定以外にも自分でカスタマイズができます。
「新規シーケンス」のウィンドウのタグを設定に変えることで色々なカスタマイズができます。
編集モードをカスタムにすると項目の設定が自由に動かせます。

5. シーケンスの設定の確認と変更

プロジェクトパネルにあるシーケンスのクリップを
右クリック→「プロパティ」
でシーケンス設定の確認ができ、

右クリック→「シーケンス設定」
でシーケンス設定の変更ができます。

 Adobe:シーケンスの作成と変更

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6. シーケンス設定と出来上がる動画について

基本的には作りたい動画に合わせてシーケンス設定をするわけですが、シーケンス設定がそのまま書き出される動画の設定になるわけではありません。

なぜなら、動画を書き出す際に書き出し設定があり、書き出し設定で完成する動画が決まるからです。

4Kの動画でシーケンスを作ったとしてもフルHDの動画にして書き出すことができます。
ただ、逆にフルHDの動画で作ったシーケンスを4Kで書き出しても解像度が良くならないので注意です。

書き出し設定について詳しく知りたい方は下記の記事を参照してください。

7. シーケンス設定はさっさとすまして動画を作ろう

今回は、Premiere Proのシーケンス設定について紹介しました。

シーケンス設定は動画を作る際の最初の手順で、難しいと思うかもしれませんが、
細かい所がわからなくても何とかなります。

とりあえずシーケンスは撮影した映像に合わせて作ったり、
「ADCDH 1080P 30」で作ったりで動画作りを楽しみましょう。

ポイント

最初のうちは、ドラッグ&ドロップでシーケンス作成すればなんとかなります。

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