
こんにちは。カワノタレです。
MacのPCで、画面を写す系(PC操作の解説など)の動画編集をする際に、PC画面を録画しておく必要がありますよね。
その際に手軽で便利なのが、「Quick Time Player」です。
そうです。Macで動画ファイルを再生する際に使われる、あのソフトです。
Quick Time Playerは実は動画を再生するだけでなく、画面収録や簡単なトリミングも手軽にできる、何気にいいソフトなんです。
今回は、「Quick Time Player」について、画面収録やトリミングの方法について解説します。
(Windowsでも使用可能ですが、Windows版に脆弱性が見つかったということで、公式サポートは終了しており、
アンインストールを推奨しています。)
Quick Time Playerでできることを確認してみましょう。
動画、音声ファイルを再生することができます。
ファイルを右クリックし、Quick Time Playerを選択して再生します。
早送りボタンで60倍速まで再生速度を速くすることができます。
動画が収録できる「新規ムービー収録」、音声のみ収録する「新規オーディオ収録」、画面を収録する「新規画面収録」の、
各種収録を行うことができます。
収録を行なうには、左上のメニューの「ファイル」から収録するものを選んでください。

・ムービー収録、オーディオ収録の場合
内蔵カメラ、マイク以外の外部接続機器を使用する際は、録音ボタンの横の「v」マークをクリックすると選択できます。
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画面収録については後ほど解説します。
簡単な動画のトリミングと、動画を分割して順番を入れ替えたりできます。 トリミングは、左上のメニューの「編集」→「トリム」を選びます。
ウインドウ下部に、黄色い枠のタイムラインのようなバーが出現していますので、
バーの両端をドラックしてトリミングを行ないます。
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分割は、現在Quick Time Playerに写っている部分から分割されます。
分割したい場面にし、左上のメニューの「編集」→「クリップを分割」を選びます。
ウインドウ下部の、黄色い枠のタイムラインのようなバーをよくみると、バーが途切れていますね。
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ドラック&ドロップで前後を入れ替えることもできます。
Quick Time Playerで収録したものや、簡単にトリミングをした動画を共有することができます。
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そのままYouTubeにアップすることも可能です。
2).画面下部にパネルが出現します。
「オプション」を選んで音声を「なし」か「内蔵マイク」を選びます。
音声も収録する場合は内蔵マイク、もしくは外部機器を接続している場合は、その外部機器名を選択します。
3).画面下部のパネルの、
「画面全体を収録」 or 「選択部分を収録」→選択範囲を決める、
のどちらかを選んで画面収録のエリアを設定します。
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4).「収録」をクリックすると収録が開始されます。
収録を終わらせる時には[停止]ボタンをクリックしましょう。
「PCから出る音は録りたいけど、そのほかの音は録りたくない」と言う場合ももちろんあると思います。
くしゃみとかしちゃうかもしれませんしね。
しかし、音声入力は、「なし」か「内臓マイク」しかないので、
周りの環境音も録音されてしまうんですよね。
そこで、使えるのがフリーソフトの「Soundflower」、もしくは「BlackHole」です。
「Soundflower」はCPUがIntelの場合のみ、 「BlackHole」はCPUがM1チップとIntelの場合に、それぞれ使うことができます。 ご自身のCPUがどちらかわからない場合は、、左上のメニューのりんごマーク→「このMacについて」で確認ができます。
また、何らかのエラーでSoundflowerがインストールできない場合もありますので、その際はBlackHoleを使用しましょう。 この2つは導入方法がちょっとわかりにくいので、詳しく解説します。
※フリーソフトになりますので、ダウンロードは自己責任でお願いいたします。
1).Soundflowerをダウンロード。
2).ダウンロードするとウインドウが出現します。
その中の「Soundflower.pkg」をcontrolキーを押しながらクリック→「開く」
※認証画面が出てきたら、ご自身のMacの管理者ユーザーとパスワードを入力してください。
3).画面の指示に従ってインストールします。
4).インストール後、Macのシステム環境設定内にある「サウンド」で、「出力」タブにある「Soundflower(2ch)」を選択します。
これで、QuickTime Playerの画面収録の際、「オプション」内にSoundflowerが追加されているので、
選択すれば、PCのシステム音のみ録音ができるようになります。
1).Blackhole公式ページでアカウントを作成します。
名前はハンドルネームなどでも大丈夫そうです。
入力したら「Subscribe for Free Mac Download」をクリックします。
2).入力したメールアドレスにメールが届きます。
リンクをクリックし、ブラウザでダウンロードをしましょう。
16chの方だけダウンロードすれば問題ないです。
3).画面の指示に従いインストール。
4).「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「AudioMIDI設定」を開き設定を行います。
5).「AudioMIDI設定」ウインドウ左下の「+」マーク→「複数出力装置を作成」をクリック。
右側の画面で「BlackHole」にチェックを入れます。
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その後、オーディオ設定ウインドウ内に新しく追加された「複数出力装置」のタブ上で右クリックをし、「このサウンド出力装置を使用」を選びましょう。
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6).PCを再起動。
7).インストール後、Macのシステム環境設定内にある「サウンド」で、「出力」タブにある「複数出力装置」を選択します。
これで、QuickTime Playerの画面収録の際、「オプション」内にBlackHoleが追加されているので、
選択すれば、PCのシステム音のみ録音ができるようになります。
動画を再生するだけかと思いきや、いろんな機能があるQuick Time Player。
宝の持ち腐れだった!という方も多いのではないでしょうか。
有効活用をして、その名の通り、Quickに作業を進めてみてはいかがでしょうか。
MacのPCで、画面を写す系(PC操作の解説など)の動画編集をする際に、PC画面を録画しておく必要がありますよね。
その際に手軽で便利なのが、「Quick Time Player」です。
そうです。Macで動画ファイルを再生する際に使われる、あのソフトです。
Quick Time Playerは実は動画を再生するだけでなく、画面収録や簡単なトリミングも手軽にできる、何気にいいソフトなんです。
今回は、「Quick Time Player」について、画面収録やトリミングの方法について解説します。
目次
1.Quick Time Playerは何ができる?
2.Quick Time Playerで画面収録する方法
3.画面収録の際にシステム内の音声のみを収録するには?【Soundflower】【Blackhole】
1.Quick Time Playerは何ができる?
2.Quick Time Playerで画面収録する方法
3.画面収録の際にシステム内の音声のみを収録するには?【Soundflower】【Blackhole】
1. Quick Time Playerは何ができる?
Quick Time Playerは、Appleが開発したソフトウェアで、Macには標準でインストールされています。(Windowsでも使用可能ですが、Windows版に脆弱性が見つかったということで、公式サポートは終了しており、
アンインストールを推奨しています。)
Quick Time Playerでできることを確認してみましょう。
動画、オーディオの再生
動画、音声ファイルを再生することができます。
ファイルを右クリックし、Quick Time Playerを選択して再生します。
早送りボタンで60倍速まで再生速度を速くすることができます。
動画、音声、画面収録
動画が収録できる「新規ムービー収録」、音声のみ収録する「新規オーディオ収録」、画面を収録する「新規画面収録」の、
各種収録を行うことができます。
収録を行なうには、左上のメニューの「ファイル」から収録するものを選んでください。

・ムービー収録、オーディオ収録の場合
内蔵カメラ、マイク以外の外部接続機器を使用する際は、録音ボタンの横の「v」マークをクリックすると選択できます。

画面収録については後ほど解説します。
トリミング、分割
簡単な動画のトリミングと、動画を分割して順番を入れ替えたりできます。 トリミングは、左上のメニューの「編集」→「トリム」を選びます。
ウインドウ下部に、黄色い枠のタイムラインのようなバーが出現していますので、
バーの両端をドラックしてトリミングを行ないます。

分割は、現在Quick Time Playerに写っている部分から分割されます。
分割したい場面にし、左上のメニューの「編集」→「クリップを分割」を選びます。
ウインドウ下部の、黄色い枠のタイムラインのようなバーをよくみると、バーが途切れていますね。

ドラック&ドロップで前後を入れ替えることもできます。
共有
Quick Time Playerで収録したものや、簡単にトリミングをした動画を共有することができます。

そのままYouTubeにアップすることも可能です。
2. Quick Time Playerで画面収録する方法
1).左上のメニューの「ファイル」から「新規画面収録」を選びます。2).画面下部にパネルが出現します。
「オプション」を選んで音声を「なし」か「内蔵マイク」を選びます。
音声も収録する場合は内蔵マイク、もしくは外部機器を接続している場合は、その外部機器名を選択します。
3).画面下部のパネルの、
「画面全体を収録」 or 「選択部分を収録」→選択範囲を決める、
のどちらかを選んで画面収録のエリアを設定します。

4).「収録」をクリックすると収録が開始されます。
収録を終わらせる時には[停止]ボタンをクリックしましょう。
3. 画面収録の際にシステム内の音声のみを収録するには?【Soundflower】【BlackHole】
PCでソフトウェアの操作解説に便利な画面収録ですが、「PCから出る音は録りたいけど、そのほかの音は録りたくない」と言う場合ももちろんあると思います。
くしゃみとかしちゃうかもしれませんしね。
しかし、音声入力は、「なし」か「内臓マイク」しかないので、
周りの環境音も録音されてしまうんですよね。
そこで、使えるのがフリーソフトの「Soundflower」、もしくは「BlackHole」です。
「Soundflower」はCPUがIntelの場合のみ、 「BlackHole」はCPUがM1チップとIntelの場合に、それぞれ使うことができます。 ご自身のCPUがどちらかわからない場合は、、左上のメニューのりんごマーク→「このMacについて」で確認ができます。
また、何らかのエラーでSoundflowerがインストールできない場合もありますので、その際はBlackHoleを使用しましょう。 この2つは導入方法がちょっとわかりにくいので、詳しく解説します。
※フリーソフトになりますので、ダウンロードは自己責任でお願いいたします。
Soundflower
1).Soundflowerをダウンロード。
2).ダウンロードするとウインドウが出現します。
その中の「Soundflower.pkg」をcontrolキーを押しながらクリック→「開く」
※認証画面が出てきたら、ご自身のMacの管理者ユーザーとパスワードを入力してください。
3).画面の指示に従ってインストールします。
4).インストール後、Macのシステム環境設定内にある「サウンド」で、「出力」タブにある「Soundflower(2ch)」を選択します。
これで、QuickTime Playerの画面収録の際、「オプション」内にSoundflowerが追加されているので、
選択すれば、PCのシステム音のみ録音ができるようになります。
BlackHole
1).Blackhole公式ページでアカウントを作成します。
名前はハンドルネームなどでも大丈夫そうです。
入力したら「Subscribe for Free Mac Download」をクリックします。
2).入力したメールアドレスにメールが届きます。
リンクをクリックし、ブラウザでダウンロードをしましょう。
16chの方だけダウンロードすれば問題ないです。
3).画面の指示に従いインストール。
4).「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「AudioMIDI設定」を開き設定を行います。
5).「AudioMIDI設定」ウインドウ左下の「+」マーク→「複数出力装置を作成」をクリック。
右側の画面で「BlackHole」にチェックを入れます。

その後、オーディオ設定ウインドウ内に新しく追加された「複数出力装置」のタブ上で右クリックをし、「このサウンド出力装置を使用」を選びましょう。

6).PCを再起動。
7).インストール後、Macのシステム環境設定内にある「サウンド」で、「出力」タブにある「複数出力装置」を選択します。
これで、QuickTime Playerの画面収録の際、「オプション」内にBlackHoleが追加されているので、
選択すれば、PCのシステム音のみ録音ができるようになります。
動画を再生するだけかと思いきや、いろんな機能があるQuick Time Player。
宝の持ち腐れだった!という方も多いのではないでしょうか。
有効活用をして、その名の通り、Quickに作業を進めてみてはいかがでしょうか。
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